滋賀県 近江八幡の風情ある町並みを散策
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近江八幡は、滋賀県 琵琶湖の東岸に位置している自然豊かな人気の観光地です。
下町情緒あふれる風景が魅力の水郷の町、滋賀県に来たら行っておきたい断トツ人気のお出かけスポットです。
近江八幡の地名の由来は、古くから近江商人の信仰を集めた「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」をもとに名付けられたそうです。
街にはおしゃれなレトロ建築なども点在しており、散策が楽しめる魅力的な観光地です。
昔ながらの趣のある船乗りで風に吹かれながら風景を眺めるのも最高!ノスタルジックに浸れる水路、八幡堀めぐりはおすすめです。
JR線または近江鉄道線【近江八幡駅】からバスで5分ほど、徒歩だと20~30分くらいです。八幡堀方面行きのバスは、北口6番のり場です。
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近江八幡は1585年に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築いたことに始まります。城下町が建設され、近江商人の活躍の場となったのです。
1595年には廃城となりましたが、多くの人や文化が入ってくる水運の利便性を活かし、商業都市として活躍し発展していきました。
近江八幡の【お願い地蔵さま】に出会えます
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八幡堀へ向かう方向に新町通りを歩いていると右側に「おねがい地蔵さま」の旗が見えてきました。建物の中には穏やかな表情をされたとても大きなお地蔵様がいらっしゃいます。旅の安全をお願いさせてもらいました。
滋賀のおすすめ観光名所 八幡堀(はちまんぼり)
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八幡堀は、琵琶湖と市街地をつなぐ人工の水路で、安土桃山時代に豊臣秀次が造らせたものです。城を防御するための堀ですが、秀次は運河として利用し商業の発展に活用しました。
現在では市民の憩いの場となり、時代劇のロケ地としても利用されている人気の観光スポットです。
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春には桜が咲き、夏には緑豊かに柳が揺れて、秋には紅葉が見られ、四季折々の景色が楽しめる八幡堀を、舟の上から建ち並ぶ白壁の土蔵や旧家を眺めながら巡るのもいいですね。
<八幡堀めぐり>
舟料金(お一人様)大人1,500円 小人1,000円
所要時間約35分
近江の守護神 日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)
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運河沿いに鳥居があり進んでいくと、八幡さまとして親しまれている日牟禮八幡宮の楼門にたどり着きます。彫刻が施された木造入母屋造の荘厳な楼門です。
近江の守護神として八幡山の麓に佇む日牟禮八幡宮は、古くから近江商人の信仰を集め、皇室や将軍家からの崇敬も篤かったようです。
厄除開運、商売繫盛などのご利益があります。
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創建は、成務天皇元年(131年)に、この地に地主神である大嶋大神を祀ったのが始まりとのこと。275年に応神天皇が近江に行幸し、還幸の際に現在の神社近くに御座所を設け休憩されたそう。その後、その仮屋跡で日輪(太陽)の形を二つ見るという不思議な現象があり、日群之社八幡宮と名付けられたとのことです。
691年藤原不比等が参拝し、詠んだ和歌にちなみ比牟禮社と改められたと伝わるそうです。
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御祭神は、譽田別尊(ほむだわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、比賣神(ひめがみ)が祀られています。
近江人気のおすすめカフェ 【たねや日牟禮茶屋】
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日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)近くにあるたねやのカフェ「たねや近江八幡日牟禮茶屋」をご紹介。
趣のある町家カフェでのんびりと美味しいスイーツがいただけます。工房では人気の「つぶら餅」が焼かれ出来たてのあつあつのつぶら餅がいただけます。和菓子売り場で購入できます。
カフェは広々として、席もゆったりとした間隔で配置されています。お庭を眺めながら疲れをいやせます。
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つぶた氷いちご(880円税込)をいただきました。イチゴジャムがたっぷり載っていて果肉が味わえます。お月様のようなつぶら餅が載っています。出来たてであたたかく、外側がパリッとしていて中にあんこが入っていて美味しいです。氷は半分食べたところで付いている練乳をたっぷり掛けていただきました。
2階の席では地元の食材を活かしたお食事もいただけるようです。
おしゃれな洋館 【白雲館】
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白雲館は、明治10年(1877年)に建設された旧八幡東学校です。西洋建築様式と日本の伝統技術を取り入れたモダンな建築物です。学校として使用された後、役場、郡役所、信用金庫などに活用されたそうです。現在は、市が修理保存を行い、観光案内所を設置するほか交流の場として活用されています。
近江おすすめランチ 【八幡堀テラス】
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テラス席で愛犬と一緒にランチができる八幡堀テラスさんです。おいしい近江牛ランチがいただけます。ワンちゃんのお食事メニューもあるようです。
八幡堀を眺めながらお食事ができます。
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店内は広々としてコロナ対策もきちんとされています。一番人気の近江牛重(1,600税込)を注文しました。お肉がたっぷりと入っていて本当においしいです。近江米を使っているそうでお米もおいしいです。他に近江牛カレーやうどんなどのメニューもありました。
古い町並みの新町通りを散策
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国の重要伝統的建造物保存地域です。江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が建ち並び、タイムスリップした気分でお散歩が楽しめます。豪商の規模の大きな立派な町家が並んでおり、伝統と歴史ある風景が見られます。
近江八幡へのアクセス
JR近江八幡駅を出て、ぶーめらん通りを20分くらい歩いて行くと新町通りがあり、さらに10分ほど歩くと八幡堀に到着します。