大阪天満宮についてご紹介
大阪天満宮は、学問の神様として信仰されている菅原道真公を祀る落ち着いた趣のある神社です。千年以上の歴史があり、天満の天神さんとして親しまれています。
参拝者が途切れることなく訪れており、大阪住民の方々に親しまれているのを実感します。境内にいると穏やかな空気に包まれて懐かしさもあり安心感で満たされます。
大阪天満宮は、平安時代後期の949年にこの地に造営されました。それ以前には、大将軍社が祀られており、大阪天満宮とは深い関わりがあります。
大将軍社は、孝徳天皇の時代の650年に創祀されたそうです。
大阪天満宮と大将軍社との関わり
901年、大阪天満宮のご祭神である菅原道真公が左遷され九州・太宰府に向かう際、この地にあった大将軍社に参詣し、旅の安全を祈願したとのこと。
しかしその3年後、道真公は太宰府にて亡くなりました。その後、大将軍社の前に一夜にして七本の松が生え毎夜その梢を光らせたとのこと。そのことを聞いた村上天皇は、菅原道真公を祀る神社を建立したそうです。
そして大将軍社は、大阪天満宮の摂社となったのです。
ご祭神・菅原道真公について
菅原道真公を祀る神社を建立したのには他にも理由があります。
当時の都では落雷などにより、菅原道真公の左遷に関わった貴族たちが相次いで亡くなり道真公の祟りとされたのです。そしてその御霊を鎮めるため、天満宮が建立されたのです。
そして道真公は天神様として信仰されるようになったのです。
(菅原道真公については北野天満宮のページでご説明しています。)
日本三大祭り・天神祭
1688年以降の元禄期に大阪天満宮は発展していき天神祭で賑わうようになったそうです。
土佐堀川と堂島川に蔵屋敷が立ち並ぶようになり「天下の台所」として大阪は発展していきました。「天神祭」の船渡御がその蔵屋敷の間を抜けていくなど、大阪経済との深いかかわりを象徴していたようです。
日本三大祭りで有名な天神祭は、毎年7月24日日から25年に日に行われ、真夏の夜の盛大な花火で賑わいます。
大阪天満宮の再建
大阪天満宮の創建当時、この近辺は周囲に松林が広がり大阪湾が入り込んだ景観だったそう。その松林が天神の森と呼ばれ、現在の地名「南森町」の由来となったそうです。
大阪天満宮は度重なる火災により焼失し、現在の本殿は1843年に再建されたものです。
春には境内にある桜の木が咲き誇り華やかになります。
アクセス
谷町線・堺筋線「南森町駅」、JR東西線「大阪天満宮駅」より徒歩5分です。
大阪市北区天神橋2丁目1番8号
【大阪天満宮近辺の情報】
大阪住まいのミュージーアムはこちら
カフェトキオナの情報はこちら
天神橋筋商店街をご紹介
古くから大阪天満宮の表参道として栄えた商店街です。
天神橋を起点に、日本一長い商店街として有名な天神橋筋商店街です。
天神橋筋1丁目から6丁目まで続く2.6㎞のアーケード商店街です。
日用品、衣料や雑貨など、さまざまな店舗が軒を連ねています。下町グルメも楽しめます。
セルフサービスうどん店
お腹がすいたら気軽によれるうどん店です。トッピングがたくさん選べるリーズナブルなうどん店です。
お豆腐屋さんの豆乳プリン
お豆腐屋さんの豆乳プリン。(前田豆腐店)店頭で販売しています。味は三種類あります。
濃厚でなめらかでしっとりしておいしい~ 黒蜜がついてきます。
絵画店?
古本屋がたくさんある商店街ですが、こちらは絵画店?でしょうか、お店からはみ出るようにして積み上がっています。
さまざまな絵がありじっくり鑑賞したくなります。