【奈良 興福寺】阿修羅像が有名な興福寺の見どころ紹介 五重塔がそびえ立つ奈良の世界遺産

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興福寺は仏像の宝庫、国宝多数あります

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興福寺は、法相宗の大本山です。世界遺産に登録されています。
興福寺は1300年以上もの古い歴史のある寺院で、名宝仏像が多数所蔵されております。境内では貴重な建物がご覧になれます。奈良に来たら行っておきたい人気観光スポットです。

興福寺で特に人気があるのが、リアルな表情をされた3つの顔を持った阿修羅立像です。
幼さの残る美しい憂いのある表情が印象的です。奈良時代のもので、国宝館で拝観できます。

境内では鹿がたわむれ遊ぶのどかな風景が見られ、やすらぎのひと時を過ごせました。

興福寺(こうふくじ)は、近鉄奈良駅から徒歩5分ほどのところにあります。
JR奈良駅からは徒歩15分ほどです。(駅からバスで7分ほど)

                      

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興福寺の歴史について

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興福寺の前身は、669年に造営された山階寺(やましなでら)です。藤原鎌足が病気になった際に、夫人が鎌足の回復を祈願し、釈迦三尊像を本尊として造営された藤原氏の氏寺です。

672年に飛鳥へ都が遷った際、山階寺も大和国高市郡厩坂(うまやさか)に移され、厩坂寺(うまやさかでら)となります。

710年の平城遷都とともに、藤原不比等により厩坂寺も現在の地に移され、興福寺と名付けられたのです。

                    

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興福寺は、奈良時代(平安時代)に強大な勢力を誇っていました。平安時代には、春日社の実権を持ち大和国を領するほどだったのです。
鎌倉時代や室町時代になっても幕府は大和国に守護を置くことができず、興福寺の支配下となっていたのです。

明治政府により神仏混淆(日本特有の神と仏教が混ざること)が禁じられ、仏教排斥運動が起こり興福寺は大きな打撃を受け苦境に立たされました。
しばらくして廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の嵐がおさまり興福寺は復興されたのです。

                 

興福寺の中心の建物【中金堂】

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興福寺の中心となる中金堂(ちゅうこんどう)です。2018年に再建されたもので、洗練された壮大な建物で圧倒的な存在感を放っています。
藤原氏繁栄の基礎を築いた藤原不比等による創建で、当時の本尊は藤原鎌足が造立した釈迦如来像が安置されていたそうです。現在は5代目の本尊が安置されています。本尊の周りには薬王菩薩像と薬上菩薩像などが守護し安置されています。

              

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中金堂は創建以来何度か焼失し再建されてきました。1717年に焼失した後は財政的な問題で再建が進まず、およそ100年後にようやく仮設が建てられていたのですが、老朽化が激しく創建当時の様式に復元するため、2000年に解体され2018年に完成されました。
屋根には飛鳥時代の象徴である鴟尾が輝き壮麗で美しい建物となっています。

【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料金】大人500円

                 

仏像必見の東金堂(国宝)

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中金堂の東側にあるため東金堂と呼ばれています。神亀3年、726年に聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気平癒を祈願し、薬師如来坐像を本尊として建てられました。
1411年に焼失し1415年に再建された寄棟造りで奈良時代の趣を残した深みのある建物です。

堂宇の中心には黄金の台座に座られた薬師如来坐像を安置。室町時代のものです。人々の病苦を救い、薬を与え正しい道を教えてくれる仏とされています。左手に薬壷を乗せています。
その両脇には補佐する菩薩、日光・月光菩薩立像が安置されています。1411年の火災から救い出された奈良時代のものです。

                  

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東西南北を守護する四天王立像は一本の桧材で彫られたという平安時代のもので、貫禄のある姿です。
そして薬師如来の専属の守護神で分身とされる十二神将立像が安置されています。鎌倉時代の木像で個性豊かな12体です。12体すべてが残るという貴重な光景となっています。
各像の頭上には干支の動物が乗っていて牛が見えたり、イノシシが乗っていたりと楽しみながら拝観できます。

【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料金」大人300円

興福寺のシカがたわむれる五重塔(国宝)

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730年に藤原不比等の娘・光明皇后の発願により建立。1411年の火災で焼失し1426年の再建です。高さ50メートルで、現存する日本の木造塔では東寺に次いで2番目に高い五重塔です。釈迦の舎利を納める塔です。
奈良時代の特徴を残して造られた塔で、堂々とした豪壮な雰囲気で長く深い歴史を刻んできたことを実感します。

南円堂(重要文化財)

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「西国三十三所観音霊場」の第九番札所で参拝者が多く訪れている南円堂です。
八角円堂の内部には、本尊の不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのん)が安置されており、毎年10月17日のみ特別公開されています。

北円堂(国宝)もあり、とても上品なデザインの八角円堂で、興福寺では一番古い建物となります。創建者である藤原不比等の霊を慰めるため1周忌の721年に建てられました。
本尊の弥勒如来坐像が安置されており、春季と秋季(10月24日~11月8日)に特別公開されています。

               

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興福寺へのアクセス

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近鉄奈良駅から徒歩5分です。
JR奈良駅からバスで7分、徒歩15分です。

                   

                  

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Chaco

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